WAKO’S洗車講習会

BICYCLES

2017.10.28.

WAKO’S洗車講習会

TEXT BY SQUADRA

今日も雨…(泣)

どうしてこうも休日に雨が降るのでしょうか？

明日はまた台風が接近するとの予報ですので、お気をつけてください。

みなさま、こんばんは。

本日は、WAKO’Sの中村さんに洗車講習会をしていただきました。

本来は屋外での予定でしたが、あいにくの雨のため

「屋内のベランダほどのスペースでもできる洗車」

をテーマにレクチャーしていただきました。

車や電車と同様、自転車も走っているうちに汚れてくる乗り物です。

F1や新幹線がメンテナンスを欠かさないのは、トラブルを起こさないようにするためです。

お伝えしたいことはお察しいただけましたでしょうか？
自転車もメカトラブルを起こさずに、快適に走るためにメンテナンスが必要です。

まだ洗車したことない方も、洗車がご無沙汰な方も、この機会にLet’s洗車！！

1.汚れを確認しましょうフレームもそうですが、一番気にするのが駆動系。チェーンもばらすと８つ穴があります。放っておくと、この穴に油汚れetc.が溜まって動きが悪くなります。
2.後輪を外し、チェーンキャッチャーを入れる
これで後輪がなくても、チェーンを回すことができます。
両輪外せるスタンドが無い方のためのチェーンキャッチャーもあるので、ご安心を(笑)
3.クランク・フロントディレイラー・リアディレイラー・プーリーの表裏、チェーンにチェーンクリーナーを噴くここからは耐油製の手袋をつけて作業するのがオススメです！ホームセンターで売っています。
「チェーンクリーナーとパーツクリーナーはどう違うの？」と迷う方がおられると思います。パーツクリーナーは乾きやすく、30分ほどはかかる洗車の間、何回も噴きつける手間がかかり、早く消費してしまいます。
また、樹脂を痛める欠点があります。

チェーンクリーナーは乾きにくいので、一噴きすれば掃除をし続けることができます。
パーツクリーナーはスプレーして放置しておくと錆びますが、放置しても錆びない防錆剤を配合し、水洗いもできるチェーンクリーナーをお使いください。
4.手で触りながらなじませ、クリーナーを噴いた部品とチェーンの中のローラーを回すようにブラッシング
WAKO’Sのチェーンクリーナーにはブラシが付属しているので便利です。ここでしっかり汚れを落とさないと、拭き上げ時にやり直しになるので、入念に行ってください。
5.マイクロファイバーで汚れを拭き取る
着なくなったシャツを切って、代わりにすることもありますが、それでは油汚れを吸ってくれません！！
これもホームセンターで買えますので、ご準備ください！
フロントディレイラーはこんな感じに挟み込んで。

リアディレイラーは少し動かしながら、プーリーも一緒に。

チェーンは、上から少し力をかけて下に汚れを落とす感じで拭き取ってください。
ここで汚れがでてくのであれば、「クリーナー→ブラシ→拭き取り」をもう１回です！頑張ってください！！(笑)
6.フォーミングマルチクリーナーたっぷりかける
今日は雨だったので、これを使います。
晴れの日なら、水洗いで代用できます。泡で出てくるので、細かい汚れに反応して落としてくれます。噴きつけてすぐに泡が消えるのは拭き取り不足…

革以外なら大丈夫なので、ハンドルにもブレーキにもバンバンつけちゃってください！(笑)
7.さらにマイクロファイバー拭き取り

駆動系は、はじめに使ったマイクロファイバーの汚れていない部分で。
フレームはきれいに保ちたいので、新しいので拭いていただくとよりGOOD♪♪
8.チェーンルブで注油WAKO’Sのチェーンルブは水置換性なので、注油すると水を追い出してくれます。
錆びる心配のないスグレモノです！
9.水に濡れて錆が気になるところには「ラスペネ」を注油これも水置換性なのでネジなどの水が溜まりやすい部分にさしておけば錆びないんです！驚き！！
10.バリアスコートで仕上げる
車にもバイクにも使えるガラスコーティング剤！
これをするだけで輝きと艶を取り戻し、汚れからも守ってくれます！！

スクアドラ滋賀守山では、納車前に必ずこのコーティングを行っています。

これで、駆動系とフレームは完了です！