BICYCLES
2017.09.26.
MADONE9.9組付 VOL.4
TEXT BY SQUADRA
こんばんは!
今回は、少し前に投稿させてもらいましたMADONE9.9の組付けリポートの最終回としまして、、、
一番のハイライト(めんどくさいなんて言いませんw)専用ブレーキ本体の取付模様をご紹介させて頂きたいと思います。 まずは、フロントフォークにハウジングストップ(アウター受け)、ブレーキキャリパーを付けていきます。予め、フロントフォークに沿わせて、通しておいたブレーキのアウターワイヤーをヘッドチューブの下側のラインでカットします。 カットしたワイヤーの断面をキッチリとヤスリで平らにします。 ワイヤーにライン付きのエンドキャップを付けてインナーワイヤーを通すと、ハウジングストップ(アウター受け)にはめ込んでいきます。こんな感じで。。。
このようにワイヤーすべてを完全に内装にするため、センタープルのブレーキ構造を採用しています。
カッコいいですね~♪ウェッジ(楔形のチドリ)をインナーワイヤーに通してっと、、、
*フロント用とリア用で形状が違います。T10のトルクレンチを使用してウェッジ(楔形のチドリ)をワイヤーに固定します。ウェッジ(楔形のチドリ)をブレーキ本体のローラー部分にキッチリとはめて、、、
*小さくて黒いワッシャーより後ろ側にウェッジ(楔形のチドリ)がはまっているかを確かめます。
ケーブルをきつく引っ張った状態で、ウェッジ(楔形のチドリ)の上部分(ハウジングストップ(アウター受け)の下端より15㎜下のインナーケーブル上に先ずは、ペンでマークして、、、次はウェッジ(楔形のチドリ)の下部分のインナーケーブル上にも同じく、ペンでマークして、、、ウェッジ(楔形のチドリ)のボルトを緩めて、ワイヤーをスライドさせて、上にずらしたら先ほどペンでマークした ワイヤー上の印(下側の方の)位置でインナーワイヤーをカットします。カットしたらウェッジ(楔形のチドリ)を下の面までずらします。*インナーワイヤーのエンドキャップは不要です。 ワイヤーの処理が終わると、あのハンドルをきった時、ハウジングストップ(アウター受け)を逃がすためにパタパタと動く画期的なあのパーツ、ヴェクターウィングをHEXレンチを使って装着します。。。そして、2㎜HEXレンチでブレーキカバーを装着し、ホイールを付けた状態で再度のHEXボルトでセンター出しを行って終了ですwww そして、リアも。。。フォークを抜いた時に予めトップチューブを通して、シートチューブの後方の出口より出しておいたワイヤーを
*チューブ内を通るワイヤーは中で暴れないように、フォームスリーブという黒いカバーで巻いてあります。出口より20㎜のところでカットします。
*ハンドルを右にきった時にブレーキを引っ張ってホイールをロックさせないようにする為のゆとり分です。フロントと同じくカットされた断面は、、、ヤスリで綺麗に処理をしてっと、、、ハウジング(アウタ-受け)にワイヤーを通してフレームに戻し、インナーワイヤーをを出して、、、 ウェッジを挿入して、 インナーワイヤーを適正にカットして、、、 ブレーキのローラー部分へ装着~ ブレーキシューをカーボンリム用に交換してっと♪ホイールを付けて、フロント同様にボルトの調整でブレーキのセンター出しをして完了! そこからチェーンを通して、 少々複雑なリアディレイラーもスルスルと通して、 ここで結合。。。 チェーンピンでしっかりと繋ぎましてっと、、、そこからいよいよ終盤戦。。。 調整、調整♪ そして、さらに調整♪♪ もちろん、ホイールの振れ取り作業、ハブベアリングの玉当たり調整もキッチリとして。。。最高の一台の完成です♪
文句なしの仕上がり、カッコ良さですねw
HAVE FUN!!!
スクアドラ滋賀守山
前の記事
次の記事
JOURNAL TOP