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2017.12.08.

電動コンポのお話

TEXT BY SQUADRA

こんばんは!
アルバイト小石です。

昨日のブログに電動ULTEGRA  R8050系Di2を積んだ試乗車が登場しました。
その流れで、今日は少しDi2の勉強をしたので、その復習もかねて書きます。

僕が今使っているのがシマノ「105」の5700シリーズなので、知識不足なのはお許しください…m(_ _)m
ちゃんとお伝えできるよう頑張ります!

Di2の中に「シンクロシフト」という機能があります。

元はマウンテンバイクから来ていることはご存知でしょうか?

 

マウンテンバイクは、ロードバイクと同じ変速に加え、サスペンションのオンオフ・ドロッパーポスト(走行中にシートポストの長さを変えることができる機材)の上下できるものがあります。

サスペンションのレバーだけでも加えるとこんな感じです。
左側のシフター上部の赤い◯がサスペンション用です。

1つ増えるだけでもちょっとややこしそう…(-_-;)

これにさらにもう1つ増えたら、押し間違いなんて普通にしそうです。(苦笑)

ちなみに、トライアスロンバイクだと変速関係のものがハンドル周りに8つもつけれるそうです…

泳いで、自転車乗って、走って。

体もクタクタで押し間違えちゃいますよね。
そこにDHバーでの変速が機械式だとしんどそう…

 

そういったもの等を防ぐために、「シンクロシフト」という画期的なシステムが操作を単純化・簡単にさせてくれます。

このシステムは、リヤの変速操作を行うだけで、フロントを自動で変速してくれるシステムです。
これまでは、ライダー自身が「マニュアル」で変速していたのをコンポーネントが考えて適切なギヤに変速してくれます。
つまり、自転車にも「オートマチック」の時代が始まった感じです。
(全自動ではないので「”セミ”オートマチック」ですが)

ライダーがする処理を代わりにやってくれるのはありがたいですね。

歴史的には、1905年に自動車の自動変速機能はあったみたいなので、遅れること

 

112年

 

自転車だと、1979年の丸石自転車が発表したものがあるらしいので

 

38年

 

(・_・)…

 

Di2には、ノーマル・セミシンクロ・シンクロの3種類があり、ここで切り替えることができます。
そして、その変速のプログラミングはご自身で変更することが出来ます。

人によっては、自動で変速してくれるシステムを利用して、ハンドルの右側をシフトアップ、左側をシフトダウンという単純な機構にしている方もいるんだそうです。

(なお、シンクロシフトを使用するにはバッテリー「BT-DN110・BM-DN100」とファームウェアのアップデートが必要です。)

 

他にもDi2は様々な利点があります。(重量の面だとか、チルト機能だとか、ワイヤーの伸びがないとか)

それらは、店頭にて熱く語らせていただきますので、ぜひ試乗にいらしてください!!

 

Have Fun!!

スクアドラ滋賀守山

 

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