JOURNAL

MEDIA OF BICYCLE AND STORE

COMPONENTS

2020.10.01.

【定期的に】BB90(ボトムブラケット)のベアリング交換を実施しました【交換してあげましょう】

TEXT BY SQUADRA

皆様こんばんは。

最近、e-MTBで秘境探しのライドにお出かけしております・・・スタッフ松下です。

 

 

本日のブログは、

「ボトムブラケット」(以下BB)

のお話です。

 

【BB90の交換作業】

ボトムブラケットは、自転車にとって心臓部分といわれております。

自転車を漕ぐ時に、ペダルを踏み(廻し)ますが、そのパワーを受け止める《軸受け》みたいなものです。

 

最近のトレックのカーボン製ロードバイクには「T47」という最新のBB規格を採用しているフレームが多くなりましたが、以前は「BB90」という規格が長い間主流でした。

 

よく間違えられますが「BB」というのは「ボトムブラケット」の略で、「ボールベアリング」ではありません。

(まぁ・・・部品はボールベアリングなんですけどね・・・)

 

新品時の輝きです。当店では常時在庫はしております。

ちなみに、今回は耐久性を考慮して通常のスチール製のものをご用意しました。

 

BBのベアリング交換のご依頼でしたが、クランクを抜いた途端、

ヤバめな雰囲気が伝わってきました。

 

BB90は特殊な工具でベアリングを引っこ抜きます。

 

抜けました。

 

「ボロンッ・・・。」

と引っこ抜くととても汚れたベアリングが出てきました。

 

スゴイです!!

 

このバイクのお客様は、かなりしっかりと練習して下さっておりますので想定の範囲内です。

 

手で回してみて「ジャリジャリゴリゴリ」しておりましたので、

完全に寿命を迎えております。

 

改めて、新品時のお写真です。

これに防水グリースをたっぷりと塗布し、BBシェルにインサートします。

 

【まとめ】

BBのベアリングが痛んだままお乗りいただいておりますと、ガタ付きや異音の原因となったりしますし、最悪クランクシャフトが削れてクランクが使えなくなり、どえりゃ〜出費となったりします。

 

そうならない為にも、定期的な点検とグリスアップをオススメ致します。

 

また、そこまで過酷な環境でサイクリングしないので、もっと回転力が欲しい!!という方に関しては、セラミック製の交換用ベアリングがございますので、ご要望に応じてご提案させていただきます。

以前のブログはこちら

 

ベアリングも各種ございますので、お気軽にご相談下さいませ。

 

HAVE FUN!!

スクアドラ滋賀守山

 

【定期的に】BB90(ボトムブラケット)のベアリング交換を実施しました【交換してあげましょう】を友だちに教える