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PINARELLOの本気、DOGMA Fについて!Part.1

こんばんは!最近はステム一体型ハンドルの取付に追われているスタッフミノルです。
特に機械式でケーブル完全内装の車体は大変ですね〜
それでも軽くて固くてカッコいいのでおすすめしてしまいます(笑)

〜ここからが本題です〜
今回は「THE ART OF BALANCE」をコンセプトとしたPINARELLOの本気の新型DOGMA「DOGMA F」を私の個人的な視点からご紹介いたします。
すこし変わった視点で書いてみましたので、最後までご覧いただけると嬉しいです!

F12に比べると全体的にシャープになっている。



いつもの流れでF14になるかと思いきや「DOGMA F」の名前で登場しましたね〜

シートステイの付け根に配された「F」のマーク

昨晩発表となったこの車体はフレームセット価格税込935,000円!
その衝撃的な価格に目が行く方が多かった印象です。

しかし、他の車体と比較してこれほど高くなる理由はただのネームバリュー、なんてことはありません!

まずは「フレームサイズ」

通常はXXS、XS、S、M、L、XLなど6つ位のフレームサイズを用意するメーカーが殆どです。
それよりも数が少ないメーカーもよくあります。
しかもサイズが小さくなってもリーチが以上に長い車体もあったり…
(簡単に言うとリーチはハンドルまでの距離です。)

そんな中DOGMAは計11サイズをラインナップしています。
しかも数字の変な場所は一つもありません!
(F12ではスタックが逆転しているサイズが有ったので地味に改善されています)

ハンドルも16種類を用意。
※PINARELLOのハンドル幅は外-外表記なので注意してください。

つまりそれだけの数、カーボンの積層を設計して型も設計した上で型を用意しなければなりません。

カーボンシートを型に並べる作業は職人の手作業となるため、作業者もサイズごとに違う作業が要求されるはず…人件費も凄まじそうです。

これだけで異常なほどのコストのかけ方ですね!

ちなみにどのサイズでもカッコいいのもPINARELLOの特徴です。

次に素材!
ロードバイクでよく採用されていることで有名な東レのカーボンですが、輸出規制のかかるほどの技術の結晶です。
去年には軍事転用可能な炭素繊維が流出と話題になっていましたね…

そんな東レのカーボン素材の中でもトップグレードに位置するのがT1100。
DOGMAはT1100カーボンを採用していることで有名です。

T1100G 高強度・高弾性率 航空機一次構造、打ち上げロケット、スポーツ
T1000G 高強度・中弾性率 打ち上げロケット、スポーツ
T800S 高強度・中弾性率 航空機一次構造、スポーツ
T700S 高強度・標準弾性率 航空機一次構造、産業全般、スポーツ
T300 標準弾性率 航空機二次構造、産業全般、スポーツ

ちょっと調べてみると上記のような表がありました。
用途間違ってないですかッ!?(笑)
スポーツ以外は見ただけですごいことのわかる用途ですね。

T1100の文字のないトップチューブ

輸出できる相手の限られる程ハイエンドな素材を自転車に採用しているのはPINARELLOくらいではないでしょうか?
少なくとも私の知る限りでは他にありません。

今回はDOGMA Fについてではなく、これまでのDOGMAと共通するポイントの紹介となってしまいました。

続きもサッと描くつもりが全然終わらなかったので次回にご期待ください!

もっと詳細な情報がほしいというお客様は店頭にてお気軽にお声掛けくださいませ。