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スタッフミノル ディスクロードを買う③

組み上げ途中の写真を取り忘れてしまったスタッフミノルです。
気を取り直して使用したパーツを紹介いたします!

最初に紹介するのは今回一番変なパーツを採用した部分、ブレーキです。
見てすぐわかった方もいるかと思いますが、メカニカル(機械式)ディスクブレーキです。

私自身、ロードバイクを買いに来ていただいたお客様には間違いなく油圧のディスクブレーキを搭載したロードバイクをおすすめします。

しかし、なぜ油圧が優れているのかを知っていても、実際使ってみてどこが?どのように?機械式より油圧のほうが優れているのか?
ハードなシュチュエーションでメカニカルディスクブレーキを使用したことがないのでわかりませんでした。
そこで身を持って体験してみようと思います!
決して予算削減ではございません(笑)

今回はシマノBR-RS305を使用しました。
フラットマウント規格に対応したメカニカルディスクブレーキは珍しい部品です。
フラットマウント台座にポストマウントタイプのブレーキを取り付けるアダプターもありますが、リアの方は高確率でシートステイに接触して使えないです。

ディスクローターはデュラエースのものを使用、ステンレスでアルミ製の放熱板(黒い部分)をサンドイッチしている構造により放熱性能は抜群です!
機械式で意味があるのかは謎ですね(笑)

今年中にはコンポを総載せ替えして油圧のディスクブレーキにする予定です。
我慢の限界がきてすぐに載せ替えてしまうかもしれません(笑)

コンポーネントはほぼ載せ替えなので、そのあたりは割愛いたします。
メインのコンポーネントであるRED etapについては以前にブログで紹介しておりますので、興味のある方は以下の記事を参考にしてください。

今回新たに導入した部品はブレーキ関連を除くとホイール・ハンドル・BBの4点です。

走行性能の要となるホイール!
新興ブランドであるONEAER(ワンエアー)を使用しました。
このホイールは以前紹介したBHのEVOホイールなどに携わったAndy Lee氏が、各分野のエキスパート6名を集結させ2019年に立ち上げた新進気鋭のホイールブランドです。
以前にEVOホイールを使った際に非常に好印象だったため今回はこのONEAERのDX5を選択しました。

当店の改装直前に入荷してきたホイールのためか当ブログにて取扱開始の案内をできていなかったことに気が付きました…
また後日詳しくインプレ付きで紹介する予定です。
以下、カタログスペック
リムハイト:50mm
スポーク数:前後共に24本
重量:1370g(リム重量399g)
価格:218000円(税抜)

ハンドルはシマノPROからVIBE AERO SUPERLIGHTを選択
シマノPROさんのハンドルは(C-C)幅380がラインナップされていることが一つの特徴です。
今回は380mmでエアロ形状、できれば軽いものが欲しかったのでこのハンドルになりました。
シルバーのロゴがカッコいいと思ったのも大きな理由です(笑)

バーテープはBONTRAGERの「Velvetack Visibility Handlebar Tape」を使用しました。
価格は4800円とバーテープにしては少々高めですが、凄まじい耐久性と程よいグリップ感に加え反射素材の採用により安全性まで確保している優れものです。
ちなみに今回は初めて逆巻きにチャレンジしています。
化粧テープがいらずスッキリとした形になるのでエアロハンドルにはぴったりでした。

最後はBB、使用したのは合体BBで有名なwishboneの「BB386-DUB」です。
合体BBについては以前にメリットを紹介しておりますので、そちらをご覧ください。
↓のブログです。

セラミックベアリング採用の組み付け簡単でアルミの削り出しにより高精度なBBです。
しかし今回はこのフレーム特有の問題が発生してしまいました。

フレームとクランクの間の画像(対処済み)

普通に組み付けるとパワーメーター(Quarqのスパイダー型)がフレームに接触してしまいました…
こんな組み合わせのコンポで使用する方はいないと思いますが、注意が必要です。
今回はスペーサーを追加することで解決しました。

なんやかんやありましたが、無事完成いたしました!

車体は店頭にございますので、興味のある方は見に来てみてください。

次回はしばらく乗ってからインプレ編をお送りいたします。